車と楽しく付き合う方法をご紹介します!

いざドライブに出発してみましょう

【出発前の準備は整っていますか】
これからドライブに出るという時には、気をつけるべきことがいろいろとあります。点検整備は怠っていないか、ライトはチャント点くか、エンジンオイルや冷去口液は減っていないかといったことです。タイヤも減り具合はもちろんのこと、全体の様子をチェックしましょう。特に、空気圧が正常かどうかは重要です。空気圧が低いと操縦性が悪化しますし、高速走行を続けると最悪の場合、タイヤがブロー(破裂してエアが一気に抜けること)してしまいます。

 

もし人や荷物でクルマが重くなっているなら、前輪はふだんより0.2キロ増し、後輪は0.3キロ増しにしてくださぃ。正確な単位はhPa=ヘクトパスカルと言います。ブレーキはちゃんと効くだけでなく、ブレーキ液の量が適切かどうかを調べておいたほうがよいでしょう。ふっうブレーキ液のリザーバーは容器が透明で、点検がしやすくなっています。もし液がミニマムの線を害lるほど少なければ整備工場に行ってどこか漏れていないか調べてもらってください。

 

液を足すだけでよい場合は、メーカー指定の銘柄だけを使うこと。絶対に、異なる銘柄のブレーキ液を混ぜてはいけません。

 

 

計画にゆとりを

ドライブが1日推いヽりになるときは、なによりも
まず気持ちを落ち着けることが大切です。たとえば、夏の暑い盛りに夕方5時まで一生懸命に働いたあと、それからまだ1時間かそこらしか経っていないのに、夕闇迫る中を出発するなどというのは感心しません。勇気を持って計画を見直し、タイトスケジュールから来る緊張を取り除くようにしましょう。特に交通量が多くなり、渋滞が予想される休みの期間中は慎重に計画を練ることです。

 

そんなときは冷たい飲み物やちょっとしたおやつを持参し、適当に喉を潤したり、腹を満たしたりするのが良いでしょう。運転していて疲れや眠気を感じたら、無理をしないですぐに手近で安全な場所に止まってください。何か適当な飲み物を国にし(もちろんノンアルコールの)、できれば20〜 30分寝るといいのですが、せめてクルマから出て手足を伸ばすか、リクライニングを任1してリラックスすればそのあと再び2時間くらいは元気に運転できるようになるでしょう。

 

高速道路では居眠り運転が原因で、昼間でも深刻な事故が数多く起こっています。眠くなる前には注意力が散漫になり、物事に対する反応もかなり鈍くなりますから、冷静になれば予兆はあるはずなのです。子供やベットが乗っているなら、ときどきパーキングエリアやサービスエリアに寄って、しばらく自由にさせてやると喜ぶでしょう。渋滞につかまったからといって、必ずしも嘆く必要はありません。休憩にはちょうど良かったのかもしれないのですから。

 

 

 

ドライブの醍醐味

子供と一緒の旅なら、ふだん彼らがお気に入りのオモチャやゲームなどを持たせてやってください。しばらくのあいだはきっと静かにしているでしょう。男の子なら、もしかしたら自分でクルマを運転
している気になるかもしれません。私が小さな子供だった頃はリアシートでオモチャのハンドルを与えられ、それさえあれば何時間でも過ごせたものです。一丁前に道路を見つめ、カーブがあればすべて“自分のハンドルで曲がった気になり「果てはありもしないレバー」を操りながらギアチェンジまでしていたのですから| けれども、それよりなによりふだん見慣れた景色とは違う場所を走るのは、子供にとって教育の意味でもヲF常によい機会です。
走りながらでかまいませんから、ぜひその地域の産業や歴史などについて説明してやってください。地図を見ながら走るのも、のちのちのために良い訓練になります。

 

こうしたところが、点から点への移動にすぎない飛行機旅行と大いに異なるところです。もちろん、子供は専用のチャイルドシートに座らせることを忘れないでください。これには同時に、彼らが大人と同じ視点で道路を眺められるという副次効果もあるのです。子供が乗っていたら、リアドアに付いているチャイルドロックを必ず使うようにしてください。彼らが間違ってドアを開けようと
しても、それを防ぐようになっているからです。また、子供のためだけとは限りませんが、リアシートの後ろの棚には固いものを置かないようにしてください。急ブレーキを掛けると、前のほうに飛んできて危ないからです。

 

一般に、子供は大人に比べてクルマ酔いしやすい傾向があります。したがつて、遠出のときは酔い止めの薬やテイツシユペーパ~、過度に冷やしていないミネラルウォーター、ビニール袋などを用意して行きましょう。それでは、行ってらっしやい!