迷ったら高いギア
運転が細やかで安全性、加えて速ければ、それはきっと的確なギアをセレクトしている証拠になります。マニュアルだとしても、シーケンシャル式のオートマチックであろうと変わりません。一般的に運転する人というものは、面倒だったり、ためらいがあったりして、一般的にあまリシフトダウンというものをしません。
その一方で、速く運転するためには、積極的に低いギアをこまめに使わなければならないと考えている人も少なくないようです。 しかしながら、上に述べたようなお望み通りの運転はそのどちらにも当てはまりません。特に後者の場合に関してですが、低いギアは速く感じられるかもしれませんが、実際には変速に要する余計な時間のために、むしろ遅いということさえよくあるのです。もしあなたが定められた状況でギアの選択に困った時は、より高いギアのほうを選んでください。きっと、その方が 気持ちよく運転できるはずです。
もし低いギアが必要なら、どんな場合でも必ず事前に選んでおかなければなりません。カーブならカープに近づく前に、追い越しなら追い越しのプロセスが始まる前にです。そうすれば、いざこれからというときにエンジンがすぐに反応し、持てる力のすべてを出し切ってくれるはずだからだといえます。
これはシーケンシャル式のオートマチックでも同じです。というのも、機械だからそれ自体はしかたのないことなのですが、オートマチックはもともと実態を想定するということができないことが要因です。
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